どうも、デイトレーダーのれんじです。
この記事では「FXはどれくらい難しいのか?」について、現役FXトレーダーの目線から解説していきます。
まず、FXに対して「難しい」というイメージを持っている人がほとんどではないでしょうか。
結論から言うと、FXは難しいです。
(もし、FXは難しくないと言っている人がいたら信用しないでください。笑)
ただ、決して乗り越えられない難しさではありません。
(正直、医者や弁護士を目指す方がよっぽど難しいです。)
この記事では、「FXが難しい本当の理由」と「FXで勝てるようになった先に何があるのか」について詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXが難しい本当の理由3つ
FXが難しい本当の理由は、以下の3つです。
3つの理由
- FXを学ぶ正しい順序を知らない
- 継続して学べない
- 欲のコントロールができない
どれも一度は聞いたことがあると思いますが、本当の意味で理解しているでしょうか?
ここでは、巷に出回っている表面的な理由ではなく、FX歴6年目の現役トレーダーが体感した本当の理由を解説していきます。
FXが難しい本当の理由1.
FXを学ぶ正しい順序を知らない
FXを学ぶ正しい順序を知らないと、いつまで経っても結果出すことはできません。
つまり、いつまで経っても結果が出ないから、FXを難しいと感じてしまうわけですね。
FXを学ぶ順序というのは全て連動しているので、1つでも間違えると結果は出ないんです。
僕が考えるFXを学ぶ正しい順序は、以下の8ステップです。
正しい順序8ステップ
- FXの基礎知識
- マインドセット
- 相場の原理原則
- 相場の環境認識
- トレード戦略
- 欲のコントロール
- リスク管理
- トレードスタイルの確立(手法)
上記の8ステップをステップ1から順に学び、1つ1つ確実に自分の中に落とし込んでいきます。
間違っても、興味のある部分だけ摘むような学び方はしないでください。
また、見てもらうとわかるように、手法にあたるトレードスタイルの確立は一番最後の工程になります。
巷では、「手法が大事!」「勝てる手法さえあれば......」と、耳にタコができるくらい言われていますよね。
基礎知識を最初に学ぶ人は多いですが、そのあとステップ2〜7をスッ飛ばして、いきなり手法を学ぼうとする人がほとんどです。
まず、これがFXが難しくなる理由であり、FXで勝てない理由なんですね。
ステップ1〜7の工程を理解し、実践できるレベルにならないと、どんな手法を学んだところで結果を出すことはできません。
それは、ステップ1が完了しないとステップ2が理解できない、ステップ2が完了しないとステップ3が理解できない、というふうに全て1つ前の工程が完了しないと、次の工程が理解できないようになっているからです。
つまり、FXを学ぶ順序は全て連動しているということですね。
詳しくは、無料のメール講座の中で解説しているので、よかったら参加してみてください。
FXが難しい本当の理由2.
継続して学べない
FXを学び始めても、継続して学び続ける人は本当に少ないです。
理由は、理想と現実とのギャップが大きすぎることです。
僕がFXを教えていて最も多いのは、「勝っている人の手法を使えば、すぐに勝てるようになる」という理想を持ってFXを学び始めるが、実際は「地道な基礎の反復練習」という現実を知るというパターンですね。
現実を突きつけられた人のほとんどは、FXを辞めるか、別の手法を求めて終わりのない旅に出るかの2択です。
FXで勝てるようになったときに得られるリターンはとても大きいですが、そこに至るまでには地味な反復練習をひたすら繰り返すという工程が長く続きます。
成長スピードには個人差がありますが、どれだけ早くても半年〜1年はかかると思ってください。
楽してFXで勝てるようになる方法なんてありません。
FXが難しい本当の理由3.
欲のコントロールができない
FXにおいて、欲のコントロールは最も難しい部分です。
なぜなら、どれだけ頭でわかっていても、人間は論理ではなく感情で動く生き物だからですね。
欲をコントロールするためには、できるだけ心に余裕を持つことが重要になります。
心に余裕を持つために必要なことは、主に以下の3つです。
- トレード資金を借金して作らないこと
- 収入源をFXだけにしないこと
- 借金の不安を無くすこと
借金を負うかもしれないというプレッシャー、FXで勝てないと生活できないというプレッシャーなど、常に強いプレシャーを感じて心に余裕のない状態が欲をコントロールできない原因となります。
この他にも、私生活での人間関係、体調の良し悪しもなども影響してきます。
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また、欲のコントロールは、FXにおいて最も難しい部分であると同時に、最も重要な部分でもあります。
どれだけFXの知識やスキルがあったとしても、最後の最後に自分の欲をコントロールできなければ、全てが水の泡だからですね。
FXは難しいが、一度自分のものにしてしまえば何よりも強い
FXは難しいですが、一度自分のものにしてしまえば何よりも強い武器になります。
FXで勝てるようになるまでの道のりは長いですが、努力した分の何十倍、何百倍ものリターンが返ってきます。
- 時間的自由
- 経済的自由
- 心の余裕
- 大事な人たちと幸せに過ごす時間
- 趣味に没頭する時間
などなど、得られるものはとても大きいです。
経済的な余裕はあっても、忙しくて時間に余裕がないという人は多いですが、FXの場合は時間にも余裕を持つことができます。
FXや株などのトレーダーというと、一日中チャートに張り付いているというイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。
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また、万が一FXの取引ができなくなったとしても、相場を貫く原理原則は市場が変わっても同じなので、株や仮想通貨など、他の市場にも応用することができるんですね。
身につけてしまえば、一生物のスキルになります。
「FXは難しい?」に関するFQAまとめ
「FXは難しい?」に関する、よくある質問にQ&A形式で回答していきます。
Q
クロス円、ドル円、ユーロドルなど、通貨ペアによって難しさに違いはありますか?
A
マイナーな通貨ペアになる程難しくなります。
理由は、メジャー通貨に比べて参加者が少ないため、テクニカルが効きにくくなるからですね。
おすすめは、ユーロドル、ドル円などのメジャーな通貨です。
Q
ロング、ショートで難しさに違いはありますか?
A
基本的にはありませんが、精神的な面でいうとショートの方が楽です。
理由は、下降トレンドは上昇トレンドに比べて形成に伴う時間が短いからです。
つまり、同じ値幅でもショートの方がポジションの保有時間が短くなる場合が多いということですね。
ショート専門のトレーダーもいるくらいです。
Q
スイングトレード、スキャルピングトレードなど、トレードスタイルによって難しさに違いはありますか?
A
難しいかどうかは、その人の性格によって違ってきます。
例えば僕の場合だと、ポジションを長く保有するのが苦手なのことと、トレード回数を増やしたくないということから、デイトレードというトレードスタイルに行き着きました。
大事なのはあなた自身にあったトレードスタイルを見つけることです。
Q
ニューヨーク時間、東京時間など、取引時間によって難しさに違いはありますか?
A
市場が切り替わる時間や、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なる時間などは、ボラティリティが高くなりやすいので、初心者の方には難しいかもしれません。
【まとめ】FXは難しい!でも乗り越えられない難しさではない
ここまで「FXはどれくらい難しいのか?」について解説してきました。
まず、あなたがFXを難しいと感じる本当の理由は以下の3つです。
3つの理由
- 正しい学び方・学ぶ順序を知らない
- 継続して学べない
- 欲のコントロールができない
これらの3つの根本的な原因から解決していかないと、いつまでたってもFXで結果を出すことはできません。
巷では、「低レバレッジで始めましょう」「損切りを徹底しましょう」など言われていますが、これらはFXを本当にやり込んでいない人の言葉なので鵜呑みにしないでくださいね。
実際は、「低レバレッジが安全、ハイレバレッジは危険」というのも、「損切りを徹底して入れえばリスク管理ができている」というのも大きな間違いです。
FXは確かに難しいですが、乗り越えられない難しさではありません。
その難しさを乗り越え、一度自分のものにしてしまえば、努力した分の何十倍、何百倍ものリターンが得ることができます。
僕も無料のメール講座をやっているので、よかったら気軽に参加してみてください。
ぜひ、一緒に頑張りましょう。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
デイトレーダー れんじ