どうも、デイトレーダーのれんじです。
この記事では、「FXトレーダーにおすすめのパソコン」について解説していきます。
FXトレーダーは、みんなスペックの高いパソコンにマルチディスプレイという環境でトレードしてると思っていませんか?
結論から言うと、FXトレードにスペックの高いパソコンは必要ありません。
とは言っても、具体的にどんなパソコンを買えばいいのかイメージしにくいと思います。
そこでこの記事では、FXトレードにおすすめのパソコンをOSからスペックまで詳しく解説してくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXトレードにパソコンは必要?スマホやタブレットでは無理?
FXトレードにパソコンは必要です。
本当にFXで勝ち続けていきたいなら、ここは絶対にケチってはいけません。
もちろん、スマホやタブレットではFXができないというわけではありません。
パソコンが必須な理由はいくつかありますが、一番の理由は確認できるチャートの範囲の違いです。
下記のチャート画面をご覧ください。
こちらは、パソコンで24インチディスプレイに出力したMT4のチャート画面になります。
そして、右の赤い四角で囲んだ部分がスマホ(iPhone8)で表示できる範囲です。
スマホを横向けにしてもパソコンの半分も表示できていませんよね。
FXは相場の環境認識がとても重要になります。
そんな状況で、確認できるチャートの範囲が狭いというのは致命的なんですね。
FXを始める前の方にはあまりピンとこないかもしれませんが、めちゃめちゃ重要なポイントです。
その他にも、パソコンには以下のようなメリットがあります。
- 決済がワンクリックでできる(スマホは数ステップ必要)
- ラインが引きやすい(簡単にコピペできる)
-
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FXトレード用のパソコンはWindowsとMacどっちがいい?
FXトレード用のパソコンは、特にこだわりがないのであればWindowsがおすすめです。
もちろん、MacでもFXをすることは可能ですが、Windowsに比べると少々面倒です。
MT4という一番有名なチャートソフトがもともとWindows専用に作られているため、Macだと文字化けなどの不具合が出てしまうんですね。
僕はMac派なので、わざわざ面倒なことをしてMacでFXをやっています。笑
僕がMacでFXをやるために導入しているものは、以下の2つです。
導入してるもの2つ
- ParallelsDesktop(Macで仮想Windowsを立ち上げるツール)
- TradingView(ブラウザ上で使えるチャートソフト)
ParallelsDesktopは、Mac上で仮想Windowsを立ち上げることができます。
BootCampのように再起動することなく、MacOSとWindowsOSを行き来できるので、Macユーザーの方にはかなりおすすめですね。
TradingViewはブラウザ上で使えるチャートソフトなので、OS関係なく使うことができます。
おすすめポイントは、チャート上に引いたラインや設定が、他のパソコンやスマホ、タブレットなど、どのデバイスで開いても引き継がれているという点です。
デメリットとしては、実際の取引ができるFX業者がかなり限られているという点ですね。
残念ながら僕が愛用しているXMは対応していないので、TradingViewは分析・解説用として使っています。
ParallesDesktopとTradingViewは両方有料ではありますが、MacでストレスなくFXをするために必須だと言えます。
Macユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてください。
FXトレード用のパソコンはノートとデスクトップどっちがいい?
FXトレード用のパソコンは、ノートパソコン 、デスクトップパソコンのどちらでもいいです。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでもFXはできるので、あなたの生活スタイルに合わせて選ぶのが一番です。
ほとんど家にいなくて、あちこち行き来するような生活の人はノートパソコンが適しているし、ほぼ家にいるという人であればデスクトップパソコンがいいでしょう。
唯一、デスクトップパソコンでないと難しい場合としては、ディスプレイを3枚以上接続する予定がある場合です。
ただ、これからFXを始めるという人であれば、いきなりそんな環境を作る必要は全くないので、生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめですね。
ちなみに、僕は出先でもFXをやることが多いのでノートパソコンでやっています。
以前は、デスクトップパソコンも持っていましたが、あちこち行き来することが多くなったため、全てノートパソコンに切り替えました。
ノートパソコンに切り替えても特に不満はなく、大きな画面が必要なときは外付けディスプレイに接続すれば解決するのでとても快適ですね。
下記の写真は自宅のデスクの様子です。
ホテルなどに泊まったときは、テレビに繋げてます。
FXトレード用のパソコンにはどれくらいのスペックが必要?
FXトレード用のパソコンに高いスペックは必要ありません。
チャートソフト自体が、そこまでパソコンに負荷をかけるものではないからですね。
実際、僕も以前は3万円切るくらいのモバイルノートパソコンを使っていました。
スペック
メーカー/モデル | Lenovo/S21e |
OS | Windows8.1(64bit) |
プロセッサー | インテル®︎Celeron®️2.16GHz |
メモリ | 2GB |
容量 | 32GB |
価格(※購入当時) | 約28,000円 |
このパソコンでも問題なくトレードできていたので、最低でも上記のスペック以上のパソコンであれば問題ないです。
ただ、ディスプレイは11インチと小さかったので、1万円くらいの中古の外付けディスプレイ(24インチ)に接続して使っていました。
ディスプレイサイズは確かに大きい方が便利ですが、スペック自体は高くなくても問題ありません。
FXトレードにパソコンは何台必要?
FXトレードにパソコンは1台あれば十分です。
理由は、現在ほとんどの人がスマホやタブレットを所有しているからですね。
一昔であれば、パソコン1台だと不安だったと思います。
ポジションを保有しているときに、パソコンが壊れたり、ネット回線が断線したりすると決済ができなくなってしまうからですね。
しかし、今はスマホやタブレットからでも決済ができます。
つまり、ポジションを保有していて、決済しないといけないタイミングなのに「パソコンが壊れて決済できない!」という最悪の事態は避けることができるということですね。
なので、無理してパソコンを何台も用意する必要はありません。
マルチディスプレイは必要?
マルティディスプレイも、ごく一部の人を除いて必要ありません。
理由は、ほとんどの人が格好だけでマルチディスプレイにしているからです。笑
マルティディスプレイを本当に使いこなしている人は、同時にたくさんの通貨ペアを時間足ごとにチェックしたりしている人です。
しかし、これからFXを始めようとしている人が、いきなりそんなことできないので、最初は1つで十分ですね。
僕は取引している通貨ペアが、ユーロドル、ポンドドル、ドル円の3つだけなので、1つのディスプレイで十分事足りています。
マルチディスプレイにするにしても、今後FXを続けていって、必要だと感じたタイミングで全然OKです。
【まとめ】FXトレードにスペックの高いパソコンは必要ない
ここまで「FXトレーダーにおすすめのパソコン」についてお伝えしてきました。
FXは「たくさんのパソコンにマルティディスプレイ」というイメージが強いせいで、スペックの高いパソコンが必要と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際はFXに高いスペックのパソコンは必要ないんですね。
3万円程度のモバイルノートパソコンでも問題なくトレードはできますし、大きなディスプレイが必要なときは外部ディスプレイかテレビに接続すれば解決します。
- OSはMacにこだわりがなければWindowsがおすすめ
- 生活スタイルに合わせてノートパソコンかデスクトップパソコンを選ぶ
- パソコンのスペックは3万円くらいで買えるもので十分
- パソコンは1台で十分(マルティディスプレイもすぐには必要ない)
このように、FXトレードというのは低予算で始めることができます。
なので、いきなりスーパー億トレーダーのようなトレード環境を作る必要はありません。
まずは最低限の道具で十分です。
「まずやってみる」ということの方がよっぽど大事でなんですね。
あなたがFXを始めるときの参考になれば幸いです。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
デイトレーダー れんじ